へぇーこれが ミヤコドリ
チドリ目ミヤコドリ科 全長45cm 冬鳥 幕張の浜
逆光でよくわかりませんでしたが、カモメほどの大きさでクチバシの長い黒い鳥がいます
オオソリハシシギかとも思いましたが、羽は真っ黒でなんだかクチバシがオレンジ色です
何度も砂浜にクチバシを突っ込み餌をとっているようです
英名は「Eurasian Oystercatcher」(オイスター・キャッチャー)といい牡蠣を好んで食べるそうですが、
国内ではアサリやマテ貝などの二枚貝を主食としています
クチバシの色から「ニンジン」と呼ばれることもあり、アイルランドの国鳥でもあります
しばらくしてマテ貝をゲットし、クチバシで器用に身だけを取り出して食べました
逆光なうえに黒い頭をしているのでなかなか目が分かりませんが
やっと一枚、赤い目がわかる写真が撮れました
オレンジ色のクチバシに赤い目が特徴的な鳥です
1/800 F16 ISO 1,000 焦点距離 800mm
レンズ名: RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF2x
【ミヤコドリのミニ知識】
東京スカイツリーのあるあたりに業平町という地名があります
「六歌仙」の一人で、伊勢物語で有名な平安時代の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)がこの地を訪れ、
歌を詠んだことに由来するそうです
その業平が隅田川で詠んだ歌にあるのが「都鳥(みやこどり)」
名にしおはばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
高校の古文の授業で習いませんでしたか?
でも、実はこの歌の都鳥はユリカモメのことと言われています
なんだか、生物 地理 古文のミニ学習会ですね。
しかし、本当にきれいなオレンジ(にんじん)色のくちばしですね。
3羽並んでいますが、狩猟技術が必要ですね。
幕張の海辺も3月になり、暖かくなってきましたか?