へぇーこれが ミヤコドリ

チドリ目ミヤコドリ科 全長45cm 冬鳥 幕張の浜

逆光でよくわかりませんでしたが、カモメほどの大きさでクチバシの長い黒い鳥がいます
オオソリハシシギかとも思いましたが、羽は真っ黒でなんだかクチバシがオレンジ色です

何度も砂浜にクチバシを突っ込み餌をとっているようです
英名は「Eurasian Oystercatcher」(オイスター・キャッチャー)といい牡蠣を好んで食べるそうですが、
国内ではアサリやマテ貝などの二枚貝を主食としています
クチバシの色から「ニンジン」と呼ばれることもあり、アイルランドの国鳥でもあります

しばらくしてマテ貝をゲットし、クチバシで器用に身だけを取り出して食べました

逆光なうえに黒い頭をしているのでなかなか目が分かりませんが
やっと一枚、赤い目がわかる写真が撮れました
オレンジ色のクチバシに赤い目が特徴的な鳥です

【ミヤコドリのミニ知識】
東京スカイツリーのあるあたりに業平町という地名があります
「六歌仙」の一人で、伊勢物語で有名な平安時代の歌人・在原業平(ありわらのなりひら)がこの地を訪れ、
歌を詠んだことに由来するそうです
その業平が隅田川で詠んだ歌にあるのが「都鳥(みやこどり)」
名にしおはばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
高校の古文の授業で習いませんでしたか?
でも、実はこの歌の都鳥はユリカモメのことと言われています

へぇーこれが ミヤコドリ” に対して1件のコメントがあります。

  1. いなちゃん より:

    なんだか、生物 地理 古文のミニ学習会ですね。
    しかし、本当にきれいなオレンジ(にんじん)色のくちばしですね。
    3羽並んでいますが、狩猟技術が必要ですね。
    幕張の海辺も3月になり、暖かくなってきましたか?

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